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微生物の分光分析​​​​​​​

分析に関する課題が多岐にわたり、また微生物も多種存在するため、微生物学では多くの分析法が使用されています。通常利用されている技法は、微生物の形態学的特徴による識別と生化学的染色試験を用いた同定です。

近年、ますます多くの分子生物学的手法が利用されています。微生物の同定だけでなく、医療における応用にはその病原性と抗生物質に対する抵抗性の解明が必要です。バイオテクノロジーの分野では、特定の天然材料や組換えタンパク質の製造モニタリングが関係します。

FT-IR分光法は高い感度を幅広い用途と組み合わせる手法です。FT-IR分光法を使用することにより、タンパク質、脂質、炭水化物、DNA/RNAといった生体分子を高感度で同定、定量化することができます。標準状態で微生物を培養する場合、これら生体分子の特徴となるパターンを把握し、信頼性に優れた株特定を実現します。

サンプル調製は素早く簡単にできます。微生物を培養媒体から取り出し、水に浮かせ、その後赤外線透過材でできた、再利用可能な特殊なサンプルプレートに移します。測定はサンプルを乾燥させてから行います。赤外線法では詳細な識別が可能です。株レベルまで識別が可能な場合も多く、さらには例えば特定の代謝物の生成のモニタリングなど追加試験にも利用可能です。

複雑な媒体や化学物質が必要ないこの手法は維持費が低いことが特徴で、また廃棄物削減も実現します。

ブルカーは高いサンプルスループットを実現するマイクロプレートモジュールHTS-XTのような、微生物学的用途専用のシステムを提供しています。