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NMR研究プラットフォームの決定版 AVANCE NEO

RFの生成と検知をワンステップで行います

AVANCE NEOでは、最先端のRF生成と新しい生成デジタルレシーバーが、ユニークなトランシーバー技術に組み込まれています。各チャンネルが、4つの独立したNCO(数値制御発振器)と1つのレシーバーを備えています。振動数、振幅、位相を12.5ナノ秒で一度にセットすることができます。各トランシーバーは、1ギガバイトのウエーブフォーム・メモリーを特徴としています。このメモリーは、非常に複雑な形状やシークエンスを実行することができます。

このレシーバーは、1.852 GHzの中間周波数で機能し、1.25 GHz以上の分光器の周波数を受け入れます。アナログ・デジタル・コンバーターは、7.5 MHz以上の掃引幅でデジタル処理をしたスペクトルを取得します。FIDのコンバーターは、いかなるデータオーバーフローの可能性も排除した倍精度データを蓄積します。

 

広帯域RFアンプのご紹介

AVANCE NEOは、これまでなかった広帯域アンプを備えているため、高帯域アンプと低帯域アンプを分離する必要がなくなりました。この2つのアンプは、液体用途が標準であり、高周波数範囲では100W以上、異核の範囲では500W以上の全周波数が適用できます。さらに高度なパワーアンプは、固体NMRやイメージングアプリケーション用に備えられている機器で用いられます。

 

最適な感度と、最小限の摂動のためのHPLNA

HPLNAは、固体分光と液体分光の両方において、最高の性能を示すようにデザインされています。最新のGaAs技術によって高い感度を実現する一方で、新しい4kWのピークパワー・アクティブ送受信スイッチが、分光器の送信経路に完全な直線性を与え、あらゆるNMRアプリケーション向けに究極の選択励起性能を発揮します。新しいAVANCE NEOの電子機器を組み合わせることによって、現在は複雑なチューニングやマッチングカーブの表示が出来るようになりました。

パッケージングとフィルタリングが適切にデザインされているため、HPLNAは電磁波障害の影響をほとんど受けず、そのためHDTVなどの不要な外部RF源の感知を防ぎます。これにより、最適な感度を生みだすと同時にNMR実験室周辺のデジタル通信からの障害リスクを最小化します。

ロック

Digilockは、クロックレートが320 MHzまでの最新のアナログ-デジタル変換機とデジタル-アナログ変換機である非常に高速なFPGAを使用しています。また、高速デジタル信号処理により、たくさんの溶媒ピークがある複雑な重溶媒でもロックができるのです。最新の高速コンバーターと速いデジタル信号処理を一緒にするというこのコンセプトによって、より高い精度と外部RF障害に対して強力な耐性を備える究極の性能をご提供します。すべてのCryoProbe™(クライオプローブ)に組み込まれている固有の冷却重水素プリアンプと組み合わせることで、これまでにないロック感度と安定性が実現します。

 

SmartVTとSmartCooler

分光器全体の安定性とNMRプローブの性能にさらに貢献する、SmartVTというユニークな温度可変(VT)アーキテクチャは、新しいSmartCoolerとともに、モジュラー式のプラグアンドプレイ・マルチチャンネル温度管理システムで構成されています。SmartVTコントローラーは、これまでよりも優れた精度とレギュレーションスピードで9つまでの熱センサーをモニタリングする一方で、最新の気流監視機能とレギュレーション能力、さらに4つまでのヒーターチャンネルを操作する能力を取り入れることで、大幅に強化されました。


 新たなSmartCoolerは、ブルカー製NMRプローブ用の新しいVTガス前処理ユニットであり、新しいSmartVTと組み合わせることで、NMRサンプルの温度を非常に正確に監視し制御する事ができます。例えば、実験室のVTガス供給や日々の温度変化などの測定環境が安定しない実験室でも、その影響を受けないNMRの結果を得ることができます。

ロックと可変温度コントローラー間の直接通信によって、NMR温度計などの装備や、選択された溶媒に基づく温度制限などの安全機能が実現できます。