Fourier 80: Brukerの卓上型NMR

Brukerの卓上型NMR

設置が容易

Fourierはルーチン分析を行う実験室向けに設計された、80 MHzの卓上型の高性能核磁気共鳴(NMR)分光計です。冷媒不用の磁石設計を採用したことで、ユーザーやオペレーターが働く実験室内で、NMRが使用可能となりました。新たなインフラを必要とせずにドラフトの中や実験台の上に設置でき、メンテナンスも容易なため維持費が最小限に抑えられます。卓上型システムを直感的なソフトウェアと組み合わせたことで、NMRならではの信頼できる分析結果が、全ての実験室で得られるようになりました。

測定が容易

Fourierには新たに開発された先進的なGoScan™インターフェースが搭載されており、ユーザーはガイドに従って、事前にインストールされている専用のワークフローを実行できます。NMRの経験が浅い方でも、デフォルトで準備されているGoScanのデータ取り込みオプションを選択またはカスタマイズして測定を行うことができます。一方、NMRに精通した方は、業界標準となっているBrukerのTopSpin™ソフトウェアで、より詳細な取り込みパラメーターを設定できます。

容易なだけでなく、さらに

Fourierは80MHzで最高のデータ品質と安定性を実現するよう設計されており、80MHzでの同種核1Hまたは異種核1H/13CのFT-NMR実験において、優れた線形、分解能および感度が得られます。ユーザーはBrukerのTopSpin™ソフトウェアを使用して、1D、2D同種核/異種核(1H/13C)の実験とパルスプログラムが豊富に格納されたTopSpinライブラリーを利用できます。

現在は、Fourierの製造拠点であるヨーロッパで販売を行っています。日本国内の販売開始時期については、お問い合わせください。

卓上型のNMRにする理由

Brukerの NMRの威力

Fourierには、以下の4種類の用途に特化したワークフローおよびプロトコールが付属します。

学術・研究:大学の研究室にFourierが設置されていれば、研究者を悩ませている順番待ちや制限が解消し、分析もボタン1つで進めることができます。

教育:Fourier EduLabは新たなインフラを必要とせず、メンテナンス費用も安価なため、より多くの学生が研究室で直に装置に触れて学習することができます。休日や停電の前の特別な準備も不要で、単純に電源を落とすだけです。

科学捜査:精度の高いNMRデータを最短時間で提供します。新たにFourier CrimeLabが加わり、NMRは手軽で日常的な科学捜査ツールの1つとなりました。

合成管理:学術研究、化学工業、製薬分野の実験室では、高品質の最終製品を得るためにステップごとに合成の成功を確認しなければなりません。Fourier ChemLabは、次の合成ステップに影響を与える中間体や遊離物、副産物について、他のどの手法をも上回る確実な構造情報を提供します。