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NMRでフラグメントベーススクリーニングを簡略化

ブルカーのTopSpin搭載のフラグメントベーススクリーニング(FBS)ツールは、スクリーニングデータの取り込み、解析、レポート作成用のソフトウェアです。

フラグメントスクリーニングは、フラグメントベースのリード創薬(FBLD)におけるリード化合物探索に、広く使われている手法です。 このようなフラグメントではμMからmMの範囲の弱い結合が観測されます。結合しているリガンドのうち、特に結合定数の小さいリガンドの検出には、適切なリガンドスクリーニング法が必要です。

フラグメントスクリーニングには多数の生物物理学的方法が使われていますが、その中でも最も使われているのがNMRで、その次に使われているのが表面プラズモン共鳴法(SPR)です。前述のようなリガンドの検出にはNMRは理想的な分析手法であり、NMRによるスクリーニングを行うことで、スクリーニングライブラリーの品質管理が可能になります。 ここが、SPRやサーマルシフトなどの他の方法と比べてNMRが優れている点です。

フラグメントベーススクリーニング(FBS)ツールは、取り込みから解析までのワークフローを合理化することによってNMRデータを効率的に活用します。関連データや実験の種類、化合物ID、基準スペクトルその他の情報がすべて自動的に収集されて、プロジェクトファイルに保存されます。また、ディスプレイにはその分析関連データが表示されます。