固体定量のためのベンチトップ型ソリューション

使いやすいベンチトップシステムでありながら強力なNMRの分析能力を持つことで、様々な薬剤成分の比率の定量や物質中の固形物を同定することを可能とします。

材料科学では、製剤物質のような固体混合物中の成分の定量が重要です。特に製薬業界では、薬剤開発の初期から製造まで、固体形状物である原薬が医薬品の製造や保管によってどのような影響を受けるのか、また添加剤とどのように相互作用するのかを把握することを含めて、API(原薬)の形状の特性解析と定量が中心的な役割を担っています。しかし現在の定量法には、高額である、キャリブレーションに手間がかかる、精度が不足しているなどの課題があると考えられます。

Tablets

ブルカーでは、アモルファス化等のAPIの物理的形状をモニターして定量するために、信頼性が高く比較的安価なTD-NMR(時間領域核磁気共鳴法)を活用します。特許取得済みのminispec Form Checkでは、固体混合物に予測される成分のフィンガープリントとして1Hまたは19Fの緩和時間測定法データを用います。これにより、面倒なキャリブレーションやデリケートなサンプル調製、高度な専門知識が不要になりました。

Label MiniSpec form check

minispec Form Checkの利点

  • APIの他に結晶多形やアモルファス物質、添加剤が存在する状態で、APIの主たる形状を精密に測定可能
  • 試料の構造や同質性(錠剤、ゲル、ポリマー等)についての要件なし
  • ベンチトップシステム:設置場所を選ばず小型で低コスト
  • 使いやすさ:キャリブレーションからプロジェクトレポートまで、専門性を必要としないワークフロー
  • 最小限の試料調製
  • 単純明快で迅速なキャリブレーション
  • 非破壊的かつ非侵襲的:試料は他の目的に再利用可能
  • 特許取得済みの自動定量解析