D8 DISCOVER Plus, X-ray diffraction

二酸化チタンナノ粒子のPDF解析

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TiO2は、その低コスト、低毒性、および化学的安定性のために広く使用されている金属酸化物です。TiO2の特性は、とりわけ、結晶構造および粒子サイズ、特に10nm未満の非常に小さいサイズに依存する傾向があります。リートベルト構造解析を用いた従来の結晶解析は、ナノ粒子の場合には当てはまらない長距離秩序に制限されてしまいます。

原子対分布関数 (Pair Distribution Funstion: PDF) は、距離r だけ離れた2つの原子を見つける確率を表現しています。実験的なPDFは、Bragg回折強度および散漫散乱強度の両方を利用して粉末XRDデータから直接決定することができます。得られた規格化された全散乱関数 F(Q) をフーリエ変換して、最終的にPDFが得られます。PDFデータは実空間に表示され、リートベルト解析とは対照的に、近接距離および中間距離スケールで構造調査が可能です。

このレポートでは、ATLAS™ゴニオメーターと高効率X線源 TXS-HE を搭載したD8 DISCOVER Plusを原子対分布関数 (PDF) の解析に使用するメリットを紹介しています。

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