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DIFFRAC.DQUANT: 残留オーステナイトの検量線法による定量分析

XRDアプリケーションレポート - D2 PHASER

DQUANT Retained Austenite, Application Report

DIFFRAC.DQUANTによる直接法解析と、卓上機 D2 PHASERによる精密なピーク強度評価は、鉄鋼中の残留オーステナイトの正確な定量評価を可能にします。機械特性調整のカギとなる熱処理プロセスを最適化する上で、この解析は大きな助けとなります。

 

鉄鋼中の残留オーステナイトの評価において、X線回折法による定量評価は最も正確な手法の一つとしての地位を確立しています。

 

オーステナイトまたはガンマ-鉄は鉄の高温相です。炭素鋼の製造中に急冷すると、マルテンサイト (アルファ-鉄ないしフェライト) への相転移が不完全なものとなります。この相転移は、鉄の強度など機械特性に極めて重要な影響を及ぼします。事後の熱処理によっても、オーステナイトの含有量はさらに変化します。