Measurement example of X-ray residual stress using 2D detector

2次元検出器を用いたX線残留応力の測定事例

内容

 材料に与えられた残留応力は、機械強度の増加に貢献する正の側面と、表面コーティング層の剥離を誘発する負の側面があり、適切に制御することが望まれます。

 X線回折を用いた残留応力は、結晶質材料の格子変形を直接観察し、材料の弾性定数を用いて算出されます。また、非破壊で実施できること、比較的短時間で測定・解析が行えること、1mm径以下の空間分解能が得られること、などのメリットから金属やセラミックをはじめ、多くの材料分野で活用されています。

 一方で、加工工程の複雑化にともない、従来の解析アプローチでは解析できない材料が増えていることも事実です。

 ブルカーは、30年を超える2次元XRDのノウハウがあり、より複雑な応力状態の解析を、簡単に実現する残留応力解析パッケージをご用意しています。本ウェビナーでは、ブルカーの装置を用いた残留応力解析について、測定事例を交えてご紹介します。

 本ウェビナーはオンデマンドで視聴いただけます。(登録制)


2021年8月26日(木)13:30-14:30

得られる情報

最新のブルカーのXRD装置と残留応力解析について

<キートピックス>

  • 残留応力解析用 X線回折装置
  • 2Dフルデバイリングフィッティング法による応用解

プレゼンター

ブルカージャパン株式会社 X線事業部 営業部

山田 尚

1995年3月 工学院大学 応用化学科 卒業

1997年8月 株式会社マック・サイエンス 入社

2000年8月 ブルカー・エイエックスエス株式会社(現ブルカージャパン)入社 

                        XRDアプリケーションおよび営業業務に従事