この度AFMによる高分解能イメージングをテーマにしたオンラインイベントを開催する事となりました。特別講師として、本技術に知見の深い千葉大学の矢貝史樹教授をお招きし、ご研究内容をプレゼンいただきます。
<形式>
ウェビナー(オンラインによるWEBセミナー)
※ウェビナー配信サービスには「GoToWebinar」を利用致します。
GoToWebinar のインストールが可能なPC及びモバイル端末等をご用意をお願い致します。ご勤務先のセキュリティーポリシーによってはアクセスが許可されていない場合もございます。事前にIT部門の方へご確認願います。ご登録後にウェビナー参加詳細が書かれたメールが届きます。当日は開始10分前までに、メールに記載されたリンクをクリックし、参加します。(当日は30分前よりログイン頂けます。)
GoToWebinar システム要件はこちら▶ https://bit.ly/3sne6xl
<参加費>
無料
2022年3月29日(火)
13:30~14:55(日本時間)
※13:15ログイン受付開始(※初めての方は接続テストのため早めにログインを頂けますようお願い致します。)GoToWebinar システム要件はこちら▶ https://bit.ly/3sne6xl
13:30~13:35 開会のご挨拶
14:25~14:55 特別講演
『AFMによって明かされる湾曲超分子ポリマーが織りなす多様なカタチ』
千葉大学 グローバルプロミネント研究基幹教授
千葉大学大学院工学研究院 融合理工学府共生応用化学コース教授 (兼任)
矢貝史樹 先生
超分子ポリマーとは、モノマー分子が非共有結合でつながれたポリマーであり、次世代のポリマー材料としてその高機能化が切望されている。主鎖が脆弱な超分子ポリマーはとりわけタンパク質や機能性ポリマーのような高次構造の制御が困難である。当研究室は、湾曲しながら超分子重合するモノマー分子を偶然発見したことを発端に、多様なトポロジー(カタチ)を有する湾曲超分子ポリマーを開発してきた。本講演では、AFMと共に歩んできた湾曲超分子ポリマーの10年間の進展について振り返ってみたい。
14:25~14:55 『AFMによる大気中・液中環境下での高分解能イメージ測定事例』
ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部
AFM使用用途は、依然として形状測定・高分解能イメージングが主であり、かつ、需要は多い。
ほとんどのAFMユーザーは、従来法であるタッピングモード(ACモード、ダイナミックモード)を使用しているが、測定原理上、高分解能・超高分解能測定に対しては空間分解能に制約が出てくる。ブルカーのピークフォースタッピング法は、瞬間的なチップ - サンプル間に作用する接触力を制御することによって、高分解能・超高分解能イメージングを比較的容易に達成することが出来るブルカー独自の方法である。高分解能を達成するための基本的な考え方と測定事例について説明する。
千葉大学 グローバルプロミネント研究基幹
千葉大学大学院工学研究院 融合理工学府共生応用化学コース (兼任) 矢貝 史樹 教授
<研究内容>
分子集合や自己組織化を利用した機能性有機材料の開発
<研究テーマ>
湾曲超分子ポリマーの開発と応用、光応答性分子集合体の開発、発光性分子集合体の開発