Electron Paramagnetic Resonance (EPR) Webinar

製薬ライフサイエンス分野に貢献するNMR&ESR-1:ESR

今回のwebinarは、製薬ライフサイエンス分野に貢献するNMR&ESRのシリーズの第一弾として、ESRを用いた製剤の不純物・劣化・安定性評価とヘルスサイエンスへの応用というタイトルで行います。製剤の、不純物・劣化・安定性評価を“ラジカル”の観点から行う方法を、ケーススタディーを交えて説明いたします。また、コロナウィルスを理解するための応用例などヘルスサイエンスの基礎研究例も紹介します。

内容

電子スピン共鳴(ESR)法を用いるとラジカルの存在、挙動を観測することが可能です。製剤の、不純物・劣化には、遷移金属や、ラジカルが関与していることが多く、ESRを用いることでこれらの評価が可能であり、製剤の安定性評価へ応用することができます。また、ESRを用いることで、活性酸素の検出や、タンパク質の構造解析も行うことができます。事例紹介として、コロナウィルスへの応用例についても紹介します。

キートピックス

本Webinarでは、電子スピン共鳴(ESR)を使った製剤の不純物・劣化・安定性評価とヘルスサイエンスへの応用例を紹介します。

要所となるトピックス

  • 製剤の不純物・劣化・安定性評価
  • ヘルスサイエンスへの応用
  • 電子スピン共鳴(ESR)について

得られる情報

電子スピン共鳴(ESR)を用いた、製剤の、不純物・劣化・安定性評価法を、ケーススタディーを交えて説明いたします。またESR法の簡単な原理についても説明いたします。ESRがご自身の研究、仕事に応用できないか、この機会に是非ご検討下さい。

ご参加いただきたいお客様

  • 製剤の不純物・劣化・安定性評価に興味のある方
  • ESRのヘルスサイエンスへの応用に興味のある方
  • コロナウィルス関連の事例について興味のある方

原 英之
バイオスピン事業部 アプリケーション部  

1999年日本ブルカー(現・ブルカージャパン)入社。以来ESR及びTD-NMRのアプリケーション担当として、新規のアプリケーションの開発およびユーザのサポートに従事。グローバルESRアプリケーションチームとして高分子、材料系のESRを担当。学生時代はパルスESRによるタンパクの構造解析を行っていた。