<開催概要>
日時:2025年6月17日(火) 10:00-16:00( 9:45受付開始)
会場:ブルカージャパン株式会社 横浜オフィス(新子安より徒歩約8 分)
〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9 安田倉庫 B棟6F
TEL:045-453-1960
定員:30名(登録制・無料)
<お申込み>
こちらのフォームに必要事項をご記入の上お申込みください。
<午前セッション~構造解析~> | |
10:00-10:15 | 開会のご挨拶、バッテリー市場への期待とブルカーの取り組み 今後ますます発展してくバッテリー市場について、X線事業部事業部長の島津雅彦より日本市場への期待、また、ブルカー本社のBusiness Development DirectorであるMichele Girondaより、今後の世界のバッテリー市場への展望とブルカーの取り組みについてお話いたします。 |
10:15-10:30 | バッテリー材料探求における単結晶X線回折(SC-XRD)の重要な役割 既存のリチウムイオン電池のエネルギー密度や安全性、資源の制約等の課題がある中で、より高性能で安全かつ持続可能なバッテリーの実現に向けた技術革新が求められています。バッテリー材料の原子レベルでの構造解析を可能にし、材料の特性理解や性能向上に貢献する強力なツールとして位置づけられるブルカーのSC-XRDについてご紹介します。 |
10:30-11:15 | X線回折(XRD)による電池材料評価 XRDは結晶相の同定および定量、結晶構造の評価を非破壊で行うことができる分析手法です。このため電池材料の評価においては、製造プロセスにおける反応によって生じた化合物の確認や、充放電プロセス中のLiイオンの移動による相の生成や結晶構造の変化を高い精度と再現性をもって評価することができます。当日は正極、負極それぞれの活物質におけるXRDによる材料評価のポイント、さらに組立式の電池セルやパウチセルのオペランド測定の例を紹介いたします。 |
11:15-12:00 | 電池材料の研究開発における非破壊観察 - 3D X線顕微鏡(XRM・μCT)の活用 3D X線顕微鏡(XRM・μCT)は、サンプルを破壊することなく内部構造を3Dで可視化・解析できる手法です。原料粉末、電極、セルまで、さまざまなスケールでの構造解析を通じて、設計最適化や不良要因の特定に貢献します。XRMが電池開発の各フェーズにもたらす有用性について、実際の測定例を通してご紹介します。 |
12:00-12:45 | 昼休憩(お弁当をご用意しております) |
12:45-14:00 | デモルームご案内(グループごとにデモルームにご案内します) |
<午後セッション~元素分析~> | |
14:00-14:45 | 蛍光X線分析装置(XRF)による電池関連材料の元素分析 リチウムイオン電池の普及に伴い、リサイクルプロセスにおける元素分析の需要性が飛躍的に高まっています。このセッションでは、XRFを用いたNMC電池の製造・リサイクルプロセスにおける活用法や分析事例を紹介します。 |
14:45-15:15 | 最新の微小部蛍光X線装置(μXRF)による電池材料の評価法について 元素分析を非破壊で行うことができる蛍光X線分析装置のうち、特に微小分析や面内分布、膜厚測定に優れた最新型μXRFによって行われる電池材料の評価法についてご紹介します。 |
15:15-15:30 | 休憩 |
15:30-16:00 | 電子顕微鏡用EDS/EBSDによる電池材料の分析例 電子顕微鏡とEDSやEBSDなどの分析装置を組み合わせることでサブμmオーダーでの元素分析・結晶方位分析が可能となります。このセッションではSEM-EDSを用いたカソード材料中の微小な不純物の分析例やEBSDを用いた多結晶NCM粒子の結晶方位分析例をご紹介します |
16:15‐ | デモルームご案内(ご希望の方のみ) |