Banner 9 november jp 2016

InsightMRを使った反応モニタリング

化学反応のin situモニタリングは赤外分光、ラマン分光、熱分析などをはじめとして様々な方法でおこなわれています。NMRを使った化学反応のモニタリングも従来おこなわれてきましたが、試料管の中でサンプルを混ぜ合わせてから測定の準備(シム調整、チューニング、温度調整など)をおこない、ユーザが一定時間ごとに測定をおこなう必要があり、反応開始からデータ取得までの手順の再現性がよくありません。また反応液をそのまま測定する場合には多くの場合軽溶媒の条件のまま測定する必要があり、継時的に変化する溶媒消去の条件を逐一変更しながら測定することはNMRの専門家でないユーザには容易なことではありません。
ウェビナー開催日: 11月 09th 2016

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Overview

化学反応のin situモニタリングは赤外分光、ラマン分光、熱分析などをはじめとして様々な方法でおこなわれています。NMRを使った化学反応のモニタリングも従来おこなわれてきましたが、試料管の中でサンプルを混ぜ合わせてから測定の準備(シム調整、チューニング、温度調整など)をおこない、ユーザが一定時間ごとに測定をおこなう必要があり、反応開始からデータ取得までの手順の再現性がよくありません。また反応液をそのまま測定する場合には多くの場合軽溶媒の条件のまま測定する必要があり、継時的に変化する溶媒消去の条件を逐一変更しながら測定することはNMRの専門家でないユーザには容易なことではありません。

一方でNMRはその定量性と化合物を識別する能力の高さから、反応による化合物の経時変化を観察するのに非常に適した分析手法です。とくにキャリブレーションをおこなうことがなく、信号強度をそのまま相対濃度に換算して反応速度を分析することができることや観測核(主に水素核)を含むすべての化合物が網羅的に観測できることは大きな強みです。 InsightMRTMは主にバッチ反応を追跡するため、NMR磁石外に置かれている反応容器と検出コイル中に設置されているフローセルの間で反応液を環流させながらリアルタイムに化学反応を観測するための製品です。従来の方法とは異なり、継続的に撹拌をおこなえること、原料の仕込みを手元の反応容器でおこなえること、反応開始前に測定の準備をおこなえることなどが特長となっています。またソフトウェア面でも一定時間間隔での測定や溶媒消去の条件の最適化も自動でおこなわれ、NMRになじみの少ないユーザでも反応の追跡を簡単におこなうことができます。

本セミナーではInsightMRTMのフローセルおよびオートメーションソフトウェアの仕様を紹介しながら、具体的な設置例や使用例について紹介します。

Who should attend

  • NMRによる反応プロセスの解析に興味がある方
  • 化学反応や酵素反応の解析をおこなっている方
  • 食品・製薬・化成品などの業界の生産現場で化学反応条件の検討をおこなっている方

What attendees will learn

NMRを使った化学反応の経時的モニタリングは従来おこなわれてきた手法であるが、サンプルの混合、測定の準備、測定間隔の時間管理など、操作面で煩雑さをともない、ルーチン的におこなえる分析ではありませんでした。新しいInsightMRTM反応モニタリングシステムは、Bruker BioSpinのNMRシステムと統合する形で反応モニタリング用のフローセルとデータ取得のオートメーションソフトウェアを提供し、NMRの専門家でない方でも簡単にNMRによる化学反応のモニタリングを可能とします。本セミナーではInsightMRTMの詳細と実際の利用例について紹介します。

演者

佐藤一
佐藤一
アプリケーション部
1993年ブルカーバイオスピン入社。以来アプリケーション部に所属。専門は溶液NMR。低分子、天然物、糖鎖の解析を得意とする。学生時代はDNA/RNAオリゴマーのNMR解析を行っていた。
堤遊
堤遊
主幹研究員
「幅広くなんでもやる」をモットーとして、溶液、固体、LC-NMR、ケモメトリックスなど分野を問わず実際になんでもやっています。日々NMRとその周辺技術の応用とあらゆる業界への普及にまい進しています。最近の個人的な興味は機械学習とブロックチェーン。