Nuclear Magnetic Resonance (NMR) Webinar

TopSolidsを用いた固体NMRの測定条件調整

固体NMRスペクトルは、シム、マジック角、パルス強度等の条件が最適化でないと適切なデータが得られない。

固体NMRスペクトルは、シム、マジック角、パルス強度等の条件が最適化でないと適切なデータが得られない。固体NMRを始めたばかりのユーザーには、それらの調整は負担であり、最適とはいえない条件で測定を続けるケースがある。  本webinarでは、NMR測定用ソフトウェアTopSpinに標準搭載されているTopSolidsTMの機能を用いて、13C CP-MAS, DD-MASの測定条件の最適化を対話形式で行う方法をご紹介する。

Who Should Attend?

  • 固体NMRを始めたばかり、または、日常的に使用していないユーザー
  • 材料科学やバイオマテリアルの研究者
  • 分析サービス受託者

What Attendees Will Learn

  • 固体NMR測定条件調整
  • CP-MAS測定

畑中 稔
ブルカージャパン バイオスピン事業部 アプリケーション部  

タンパク質のフォールディングに興味を持ち、学生時代は赤外、ラマン分光でタンパク質研究を行っていました。ポスドクから固体NMRに転身し、それ以降、固体NMRによるタンパク質研究を軸に活動してきました。今もなお進化し続ける固体NMR測定技術そのものにも興味が尽きません。  

木村 英昭
ブルカージャパン バイオスピン事業部 アプリケーション部  

1998年群馬大学大学院工学研究科生産工学専攻博士後期課程修了。その後、NEDO Fellowとして(財)化学技術戦略推進機構、日本学術振興会特別研究員として東京工業大学、筑波大学VBLでのポスドクを経て、2005年に住友ゴム工業(株)入社、2012年ブルカー入社