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製薬ライフサイエンス分野に貢献するNMR&ESR-2:固体NMR

ライフサイエンス分野において、固体NMRは疾病に関与する生体物質、とりわけタンパク質の構造と機能の解析に貢献しています。また、製薬において製剤過程における薬剤の結晶構造の評価に利用されています。本Webinarではバイオ系の用途を題材とした固体NMRについて紹介します。

内容

本webinarでは二つのトピックスを紹介します。一つ目は、固体NMRによる製剤過程で生じる結晶多形の評価です。薬の薬効には結晶構造が深く関わっており、製剤過程でそれが厳密に制御されていなければなりません。固体NMRではその評価を簡便に行うことができます。二つ目は、疾病の原因タンパク質の原子レベルでの構造、機能解析の研究への貢献です。ブルカーが開発した固体用 クライオプローブは、より詳細なメカニズムを探究できる可能性を秘めています。

キートワード

  • 結晶多形
  • CPMAS クライオプローブ
  • 固体NMR
  • タンパク質

得られる情報

 製剤研究における固体NMRの有用性と、結晶多形を持つ薬剤中の成分評価方法を説明します。また、クライオプローブの検出感度の向上によってもたらされる、製剤、生体物質の研究の効率化について説明します。

ご参加いただきたいお客様

  • 製剤の研究、開発をされている方
  • 固体NMRによるバイオ関連の研究をされている方
  • クライオプローブによる固体NMRの検出感度向上に興味のある方

演者

畑中 稔
畑中 稔
バイオスピン事業部 アプリケーション部
タンパク質のフォールディングに興味を持ち、学生時代は赤外、ラマン分光でタンパク質研究を行っていました。ポスドクから固体NMRに転身し、それ以降、固体NMRによるタンパク質研究を軸に活動してきました。今もなお進化し続ける固体NMR測定技術そのものにも興味が尽きません。