【日産アーク x Bruker共催】二次電池解析ウェビナー

【日産アーク x Bruker共催】二次電池解析ウェビナー~LIBから全固体電池まで、状態をとらえる分析・解析技術~

本ウェビナーでは、特殊な分析・解析を得意とする日産アークと、分析装置の特徴と活用方法を提案しているBruker から、LIB電極・全固体電池の分析・解析技術をテーマに、解析アプローチから測定事例まで、様々な分析・解析手法ををご紹介します。皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。

内容


【日産アーク x Bruker共催】
二次電池解析ウェビナー ~LIBから全固体電池まで、状態をとらえる分析・解析技術~

 多くの場面で二次電池の活用が進み、その性能や品質を向上させることの重要度はさらに高くなっています。しかしながら、劣化や機能発現メカニズムの解析や構成材料の評価等、分析・解析技術の開発はまだまだ十分とは言えず、分析装置からのアプローチや解析手法の開発が日々行われています。

 本ウェビナーでは、特殊な分析・解析を得意とする日産アークと、分析装置の特徴と活用方法を提案しているBruker から、LIB電極・全固体電池の分析・解析技術をテーマに、解析アプローチから測定事例まで、様々な分析・解析手法ををご紹介します。皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。

<形式>
ウェビナー(オンラインによるWEBセミナー)
※ウェビナー配信サービスには「GoToWebinar」を利用致します。
GoToWebinar のインストールが可能なPC及びモバイル端末等をご用意をお願い致します。ご勤務先のセキュリティーポリシーによってはアクセスが許可されていない場合もございます。事前にIT部門の方へご確認願います。ご登録後にウェビナー参加詳細が書かれたメールが届きます。当日は開始10分前までに、メールに記載されたリンクをクリックし、参加します。(当日は30分前よりログイン頂けます。)
 GoToWebinar システム要件はこちら▶ https://bit.ly/3sne6xl

<参加費>
無料

2021年7月27日(火)
13:30~15:00(日本時間)

※13:00ログイン受付開始(※初めての方は接続テストのため早めにログインを頂けますようお願い致します。)GoToWebinar システム要件はこちら▶ https://bit.ly/3sne6xl

プログラム

13:30~13:50 『各種分光法を用いたLIB用電極の劣化解析』   

                            株式会社日産アーク  機能解析部 真田 貴志氏

リチウムイオン二次電池において電極の電子伝導性は、その充放電特性を決定づける重要な要素で、SPM-Glovebox統合システムを用いたコンダクティブAFM測定により、不活性雰囲気での電極内の導電性をミクロスケールで評価することが可能です。本講演では、本手法をサイクル試験後の正極に適用し、出力特性と導電性の関係、導電性低下の要因について調査した事例を紹介します。


13:50~14:10   『SPMを用いたLIB電極の解析 ~電気特性評価からIn Situ観察~』

                      ブルカージャパン株式会社 アプリケーション部 寺山剛司

リチウムイオンバッテリーの電極は混練機で活物質、結着剤、導電材および有機溶剤を、混練し作製します。そのために各材料の斑が発生します。混錬具合によってリチウムイオンバッテリーの性能に影響します。本講演では正極材量の材料分布の状態を様々な電気特性評価を用いて解析した結果を紹介し、最後にSi負極のIn Situ解析を測定結果を紹介します。

14:10~14:30  全固体電池電極スラリーの構造解析 

                   株式会社日産アーク 解析プラットフォーム開発部 髙坂 晋平氏

全固体電池の作製プロセスにおいて、湿式塗工法の検討が進められておりますが、そのスラリーの分散状態により、電池特性に大きく影響を及ぼすと考えられています。本講演では、集束イオンビーム(FIB)と溶液の構造観察が可能なクライオ走査型電子顕微鏡(SEM)を組み合わせたクライオFIB-SEMにより、スラリーの分散状態を可視化し、電極の構造と電池性能との解析事例を紹介します。

14:30~14:50 『全固体電池の空孔分析とシミュレーション事例』

                    株式会社日産アーク  解析プラットフォーム開発部 穐場 亨氏

全固体電池において空孔の大きさや分布は電池性能に影響を与えるため、その構造を把握し制御することが重要です。本講演では、3D-SEMと画像解析を用いた空孔ネットワーク構造の可視化、シミュレーションを用いた解析事例等を紹介します。

14:50~15:00 クロージング