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Bruker Japan Battery Webinar

リチウムイオン電池の分析ウェビナー
~すぐに使える!ブルカーのAFM・NMR・XRDによる物性評価と構造解析のアプローチ~

2024年6月12日(水)13:30-15:15

内容

この度ブルカージャパン(株)バイオスピン事業部・X線事業部・ナノ表面計測事業部にて「リチウムイオン電池」をテーマにしたウェビナーを開催する運びとなりました。AFM・NMR・XRDそれぞれの装置による評価解析アプローチを一度にご紹介致します。 リチウムイオン電池の開発に携わる方から、評価手法にご興味のある方など皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム詳細

2024年 6月 12日 (水)  13:30~15:15

13:30~13:35 オープニング  
13:35~14:05 基礎から学ぶAFMを用いた二次電池材料計測

LIB (Lithium Ion Battery)はスマートフォン、ノートパソコンなどの携帯用IT機器に利用され、さらに、カーボンニュートラルなどCO2削減に伴いEV(Electric Vehicle)などを動力源とした研究・実用化が進められています。
原子間力顕微鏡(AFM)は約10nm程度の探針を用いて二次電池材料の形状はもちろん、電気特性、機械特性などの様々なナノ物性を評価することが出来ます。
本講演ではAFMの基礎から、各種測定モードの原理・測定例を紹介いたします。

ナノ表面計測事業部 アプリケーション部
アプリケーションエンジニア
寺山 剛司

14:05~14:35 NMRによるリチウムイオン電池の解析 ~液体電解質から固体電解質へ~

NMRはリチウムイオン電池を構成する材料中のリチウム, 炭素、リン、コバルトなどを観測できることから、充放電で起こる部材の劣化や電解質中でのリチウムイオンの移動をin-situで,かつ,原子レベルの分解能で解析が可能です。近年では、NMRの拡散測定が固体電解質中の複雑な空間を移動するリチウムイオンの挙動を調べるために応用されています。
本ウェビナーでは主に電解質の研究の基礎となるNMR測定を紹介し、NMRのリチウムイオン電池研究での有用性をお話しします。

バイオスピン事業部 アプリケーション部
アプリケーションサイエンティスト
畑中 稔

14:35~15:05 XRDを用いたリチウムイオン電池材料の解析 ~XRDから見えること・わかること~

X線回折(XRD)は、結晶構造単位での定性分析に加え、平均的な結晶構造を得ることができる分析手法です。そのため、リチウムイオン電池の製造工程においては、採掘、原材料合成、セル形成といった、プロセスに応用が可能です。
本ウェビナーでは、正極活物質を例に、XRD分析から見えること・わかることを紹介します。また、ラミネート型パウチセルにおける充放電Operando測定・解析事例を紹介します。

X線事業部 アプリケーション部
アプリケーション統括マネージャー/XRDアプリケーション
森岡 仁

15:05~15:15 質疑応答  
     
     

キートピックス

·       電子力間顕微鏡(AFM)

·       核磁気共鳴装置(NMR)

·       X線回折装置(XRD)

ご参加いただきたいお客様

·       リチウムイオン電池の開発に携わる方

·       リチウムイオン電池の評価手法にご興味のある方