EPR研究用装置

ELEXSYS E780

ELEXSYS E780は、世界初の263 GHzミリ波EPR商用分光計として、最先端研究を支える真の超高周波EPRへの新たな扉を開きます。

EPR性能を新たな次元へ

卓越した磁場強度と安定性、超高周波動作により、優れた測定性能を発揮します。

263 GHz 超高周波EPR
世界で初めて商用化された263 GHzミリ波EPR分光計により、先端研究における超高周波EPR技術を本格的に活用できます。
10 T クライオジェンフリーマグネット
独自のアクティブシールドを備えたクライオジェンフリーマグネットで、最大10 Tまで励磁可能。卓越した安定性と、安全かつ堅牢な高磁場運用を実現します。
準光学フロントエンド
最適化された感度を実現する反射・誘導検出モードと、IFアーキテクチャとの完全統合により、高い測定性能を発揮します。

概要

Bruker BioSpinは、世界初の263 GHzミリ波EPR商用分光計「ELEXSYS E780」を提供しています。本システムは、BrukerのEPR部門にとって準光学マイクロ波技術への第一歩となる製品です。独自のアクティブシールドを備え、最大10 Tまで励磁可能なクライオジェンフリーマグネットに、新開発のプローブ技術を組み合わせることで、最適な感度を実現しています。実績あるBruker ELEXSYSコンセプトを基盤とし、Very High Frequency(超高周波)EPR技術を研究グループが日常的に利用できる環境を世界で初めて提供します。CW‑EPRおよびパルスEPR、パルスENDOR、パルスELDORなど、複数のターンキー運用モードに対応しています。

ELEXSYS E780には、反射検出および誘導検出に対応した準光学フロントエンドが搭載されており、安全で堅牢な動作を実現します。専用レゾネーターとのインターフェースにより、液体ヘリウム温度までの測定が可能です。Bruker独自のIF(中間周波数)コンセプトに基づき、高い位相安定性とパルス精度を確保するとともに、Xeprソフトウェアによって効率的な測定ワークフローを提供します。

技術仕様
 

  • 動作周波数:263 GHz
  • 準光学フロントエンド
  • 反射および誘導検出モード
  • CWおよびFT動作対応
  • 最大出力:120 mW
  • 試料温度範囲:4~300 K
  • アクティブシールドを備えたクライオジェンフリーマグネット
    • メイン磁場制御オプション付き10 Tメインコイル
  • Bruker SpinJet‑AWG IIに対応

アクセサリー

SpinJet-AWG II

AWGは、現代のパルスEPR分光計に不可欠な要素です。第2世代となるSpinJet‑AWGの登場により、BrukerはEPR実験を形作る次のステップへと進みました。最新のソフトウェアと高度なハードウェアコンポーネントを搭載したSpinJet‑AWG IIは、EPR研究の最前線を切り拓くための理想的なソリューションです。以下に、その主な特長および仕様を示します。

  • WURST、sech/tanh、フーリエ級数などの新しいプリセットパルス波形に対応
  • カスタムパルス波形の位相サイクリングに対応
  • 2.0 GS/s、0.5 ns分解能
  • 14ビットの振幅分解能
  • 0.5°の位相分解能
  • 1 GHzの広帯域幅
  • 最適化された使用効率による大容量メモリ
  • Brukerが提供するすべての周波数帯域に対応
  • キャリア周波数抑制を最適化するためのキャリブレーションテーブル
  • SpinJet‑AWG IIは、すべての新しいELEXSYS E780システムに搭載可能であり、既存システム向けのアップグレードとしても提供されています。
                                             The SpinJet-AWG II

追加情報

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向け
サービス&ライフサイクルサポート

お問い合わせから導入、運用、そして装置のライフサイクル全体にわたる包括的なサポートへのBrukerの取り組みは、LabScapeサービスコンセプトによって実現されています。

LabScapeメンテナンス契約、オンサイト・オンデマンド、そしてEnhance Your Labは、現代の研究室のニーズに応える新しい保守・サービスのあり方を提案します。