ブルカーのマイクロCT ユーザー様によるご講演です。
「我々は、独自開発した金ナノ粒子をX線造影剤に用い、ブルカー 社の高分解能マイクロX線CTを使って、疾病モデルマウスの血管病態の解析を行っています。最近、マイクロX線CTと蛍光イメージングを組み合わせることで、異なる血管新生阻害剤が腫瘍血管の病態変化に及ぼす効果の差を詳細に明らかにしました。このデータに加え、血管イメージングへの応用を目指した新たなX線造影剤開発の取り組みや、放射光を用いた血管イメージングの可能性について紹介したいと思います。」
2021年7月8日(木)
17:00(日本時間)
権田 幸祐 様
東北大学 大学院医学系研究科 医用物理学分野 教授