ナノインデンテーション技術に深 い知見を持つ講師をお招きしメソスケール破壊特性評価に関する研究成果をご紹介頂くほか、ブルカーナノ表面計測事業部よ りナノインデンテーションの幅広い活用事例を紹介いたします。(約100分)
様々な技術分野において、ナノインデンテーションによる微小領域の機械特性評価は材料の研究開発に必要不可欠です。昨今では、新しい価値の創造のた めに生体材料、セラミックス、ポリマー、金属、半導体関連材料など非常に幅広い分野で活用されています。本セミナーでは、ナノインデンテーション技術に深 い知見を持つ講師をお招きしメソスケール破壊特性評価に関する研究成果をご紹介頂くほか、ブルカーナノ表面計測事業部よ りナノインデンテーションの幅広い活用事例を紹介いたします。
【プログラム】
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①「ナノインデンテーション技術の紹介」・ナノインデンテーション技術の基礎
(金属の結晶方位(EBSD)とナノインデンテーションの複合分析事例、
セラミックスハードコーティング薄膜の耐摩耗性評価事例など)
② 【特別講演】
「マイクロカンチレバー試験片を用いた材料のメソスケール破壊特性評価」
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 教授 多々見 純 様
【概要】
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材料の高信頼性化・長寿命化を図るために、部材の微構造制御に関する研究が多く行われている。部材のマクロな特性は局所領域の特性に支配さ れることから、高信頼性・長寿命部材の開発を確実に進めるためには、部材局所領域の破壊特性を適確に把握する必要がある。特に、部材の表面 改質は機能や信頼性改善に効果的である。しかし、その破壊靱性や強度を測定する方法は無く、これまでブラックボックスとされてきた。本発表で は、我々がこれまでに開発してきたマイクロカンチレバー試験片を用いてトライボインデンターにて曲げ試験を行う手法で評価した各種部材の局 所領域の破壊特性について報告する。
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 人工環境と情報部門 教授 兼
神奈川県立産業技術総合研究所
「革新的高信頼性セラミックス創製」 プロジェクト PL
多々見 純一 様
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※ 同業企業様のご視聴はご遠慮いただいております。
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