X線回折 (XRD)

DIFFRAC.Measurement Centerソフトウェア

D2 PHASERやD8 ENDEAVORからD8 ADVANCE、D8 DISCOVERまで、すべてのX線回折計の制御と実行を1つのプラットフォームで行うことができます。測定条件の設計、データ測定、装置状態の確認、光学系配置の変更など、すべての操作が共通のインターフェイスから行えます。

ハイライト

XRDツールを完全コントロール

DIFFRAC.Measurement Centerソフトウェアパッケージはさまざまな測定プラグインおよびメンテナンスプラグインで構成されています。

  • COMMANDER: リアルタイム測定とバックグラウンド測定を管理し、回折計のすべてのステータス情報を表示するためのコントロールセンター
  • DAVINCI: DAVINCIデザイン搭載D8回折計シリーズ用の真のプラグアンドプレイXRD解析を提供する合理的なバーチャルゴニオメーター
  • WIZARD: 粉末XRD、HRXRD、残留応力、極点図など各種アプリケーションの測定条件を直感的に作成するためのグラフィカルインターフェイス
  • JOBLIST / STARTJOBS: 測定ジョブの停止、削除、途中から再開、最初から再開、優先順位付与機能を搭載した組み込み式スケジューラーと履歴参照機能
  • CONFIG/ TOOLS: 簡単で直感的な装置構成編集とトラブルシューティング
  • LOG: すべての装置イベントの包括的なログ機能
  • DB MANAGEMENT: ユーザー管理機能と完全な監査査証の一元化
  • RESULTS MANAGER: すべての測定結果とTOPAS BBQ, DQUANT 、EVA での解析結果の集積と解析レポート作成機能

Measurement Centerソフトウェアはユーザーネットワーク内にあるD2 PHASER、D8 ENDEAVOR、D8 ADVANCE、D8 DISCOVERの各XRD装置にアクセスして制御することができます。装置付属コンピューター以外に、ユーザーPCにMeasurement Centerをインストールすることができます。ネットワーク上で多数の装置を切り替えて操作することも、1台のXRD装置を単独で使用することも可能です。

特長

COMMANDER - 測定・制御に直接アクセス

COMMANDER プラグインは回折計のすべての部分を素早くチェックし、直接制御・操作することができます。COMMANDERは、ハードウェア設定、測定進捗状況、測定データを含む装置の状態を表示します。複合光学系の場合は、現在選択されている構成のみが表示され、対応した選択肢が適切に切り替わります。各軸の移動、TWIN、TRIO、またはPATHFINDERなど複合光学系のビームパス選択、X線発生装置と雰囲気制御アタッチメントの設定の変更、測定条件の作成および開始が可能です。

測定中のデータをズーム可能なライブ描画するCOMMANDERインターフェースは、測定パラメーターの迅速なテストを可能にします。

WIZARD - ガイド機能つき測定レシピ作成

WIZARDプラグインでは、複雑なXRD測定条件をも簡単に計画・作成することができます。粉末XRD、HRXRD、SAXS、残留応力、極点図、アルミニウムバスなど、X線回折のさまざまな分野の測定条件設定を行うことができます。WIZARDのグラフィカルユーザーインターフェイスは、まずDAVINCIゴニオメーターを使用した装置構成をガイドします。その後、スキャンパラメーターを定義し、必要に応じてXYマッピング条件や雰囲気制御アタッチメントを用いた測定シーケンスを組み込むことができます。

DAVINCI - 妥協のない使いやすさの追求

DAVINCIデザインは、モジュール式X線回折装置を使いこなすための鍵となります。X線管球から光学系、サンプルステージ、検出器に至るまで、誰でも簡単に光学系配置を変更したり、個々のコンポーネントを交換したりすることができます。

DAVINCI.MODEはコンポーネントのリアルタイム認識と状態チェックを行い、DAVINCIプラグインのバーチャルゴニオメーターにリアルタイム表示サれます。また、WIZARDプラグインを使用した測定条件作成時に、セットアップを直感的にガイドするだけでなく、測定実行時の光学系のミスマッチを通知する機能を有します。

START JOBS と JOBLIST

新しいサンプルを既存の測定条件レシピで測定を開始する場合、START JOBSプラグインで実行します。表形式エディターまたはより簡便なジョブテンプレートインターフェイスを利用して開始することができます。ハイスループットスクリーニングシステムでは、専用のウェルプレート画面で測定ウェルを素早く簡単に選択できます。測定ジョブは、実際の装置構成と比較して検証することができ、"Push-Button"機能を使って自動後処理および解析ルーティーンに統合することもできます。

モニターサンプルの強度チェックといった定期的な測定は、JOBLISTを介してスケジュールされます。ここでは、測定の進捗状況を監視し、個々のジョブを停止または再開します。重要なサンプルは新規に実行されるジョブに優先順位を付けることができ、リストに割り込ませることができます。

RESUTLS MANAGER - データ発掘とレポーティング

すべての測定データは装置データベースに保存され、RESULTS MANAGERで表示、フィルタリング、検索、出力が可能です。測定データに加えて、DQUANT、TOPAS BBQ、EVAでの解析結果もデータベースに保存され、RESULTS MANAGERの定義済みビューやカスタムビューから簡単にアクセスすることができます。

できること: 

  • 測定データのサブセットを、ユーザー、時刻範囲、サンプルIDなどでフィルタリングして表示
  • 傾向理解のためのピーク位置、強度、濃度などの評価パラメーターのモニターおよび統計処理
  • 結果をリスト、表、またはグラフ表示し、生産管理・品質管理用の異常値を強調表示 (パス・フェイル機能)
  • 表、プロファイル、測定データなどのレポート作成

仕様

DIFFRAC.Measurement Centerソフトウェア技術仕様

バージョン

現行のバージョン: 

DIFFRAC.Measurement Center 8.6.1

DIFFRAC.Measurement Center 21 CFR Part 11 7.5

 

準拠

cGxP および 21CFR Part 11        

 

対応OS

Windows 8 (32ビット版、64ビット版)、

Windows 10 (64ビット版)

 

その他機能

自動サンプルアライメントや特殊装置とのインターフェイス用スクリプトサポート

ラボ情報管理システム (LIMS) 接続

オートメーションインターフェイス