QCI-P CryoProbe
新しいQCI CryoProbe™ - プロトンに最適化された四重共鳴プローブは、室温のQXIプローブと比較して、1Hおよび13Cの感度を約4倍向上させます。
このプローブは、1Hを観測しながら、13C、31P、15Nのような複数の核を同時にデカップリングできる4つの完全に独立したチャンネルを備えています。そのためプローブの交換を必要としないコスト効率の良い適応性は、RNAやDNAの研究に理想的であると同時に、タンパク質、低分子、メタボロームサンプルの研究をも可能にします。
RNA研究における最近のいくつかの発見により、このプローブは最先端のNMR研究の分野に非常にタイムリーに導入されています。重水素用の低温に冷却されたプリアンプは、ロックチャンネルの最高感度を保証し、その結果、分光計の優れた安定性を実現しています。これにより、わずか数パーセントの重水素化溶媒を用いてロックをかけることが可能になりました。 さらに、QCI CryoProbe™には1Hおよび13C用のコールドプリアンプが装備されています。このプローブは、塩濃度の高い水溶液などに最適な性能を発揮するためのShapedチューブと互換性があります。
Unbuffered Male Urine Sample
Protonless HiRes Bio-NMR
2D 13C observe TOCSY
技術詳細
- プロトンに最適化された5 mm径四重共鳴用NMRプローブ
- 1Hと13Cで感度が4倍に上昇
- 完全に独立した4つのチャンネル（およびロックチャンネル）
- 13C, 31P, 15Nなどの複数のX核の同時デカップリング
- 安定性に優れた冷却式 2H プリアンプ
- Shaped チューブ用に対応
- アクティブにシールドされたZ軸グラジエント、サンプル径5mm用に適合
- 標準サンプル温度範囲 -40℃～150 ℃
- ATMとCryoFit に対応
- プローブを交換を必要としない費用効果の高い適応性
- RNAやDNAの研究に最適
- タンパク質、低分子、メタボロームサンプルの研究が可能に
- 1H, 31P, 13C検出に最適化
サービスとサポート
LabScape
磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。LabScapeサービスコンセプト
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