プローブ

BBI プローブ

二重共鳴多核プローブ (BBI)は、1H検出のアプリケーション用に最適化された、BBのコイルを多核にチューニングできるプローブです。

このプローブは汎用性が高く、プローブの内側のコイルは1H観測用に最適化されており、外側のコイルは31Pから15Nのデカップリングが可能です。デカップリング核は、自動チューニング・マッチング(ATM)機能を用いて容易に切り替えることができます。

チューニング可能なブルカーの多核プローブであるBBOプローブとコイルのジオメトリーが逆になるため、ブロードバンドのインバース(Broadband Invers, BBI)プローブとも呼ばれています。このプローブは、HSQC、HMQC、HMBCのような一般的な実験に広く使用されています。また、X核デカップリングを用いたプロトン1D実験や溶媒消去を必要とする実験にも使用されています。チューニング範囲が業界で最も広く、様々な核種で一次元および多次元の実験を行うことができます。ブルカーのBBIプローブの内側のコイルは1H観測用に最適化されており、外側のコイルは31Pから15Nまでチューニング可能です。

技術詳細

  • 1H観測に最適化された内側のコイル
  • 31P~15N までチューニング可能な外側のコイル
  • スタンダードBBIプローブは、300~600 MHzの周波数で利用可能
  • 標準サンプル径:5 mm
  • 自動チューニング・マッチング (ATM)機能を使用して、デカップリング核の切り替えが可能
  • Z軸グラジエント

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。

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