OPUS は、豊富な機能と使いやすさを兼ね備える、分光分析用オールインワンソフトウェアです。データの測定から処理、評価解析において求められるすべての機能を包括的に装備し、これらの機能をお客様のニーズに合わせて構成することができます。さらに、豊富なユーザー設定とユーザー管理機能を使用することで、OPUS へのアクセス権限を自由にカスタマイズすることが可能です。
- OPUS/LAB : 日常の分析作業を確実に実行するための、直感的でシンプルな操作性を持つソフトウェアインターフェースです。トレーニングを受けていない生産ラインなどの作業者から経験豊富な分析スタッフまで、どなたでも同じように操作が可能です。
- OPUS/IDENT : 定性・判別分析用のアドオンソフトウェアで、階層ライブラリーを利用して確実に対象物を同定します。同定用ライブラリーの設定から検証、活用まで、統計的評価を含めすべてを簡単な操作で可能にしています。
- OPUS/QUANT : 定量分析用ソフトウェアです。多変量解析アルゴリズムの一つであるPLS (部分最小二乗法)をもとに定量用キャリブレーションを自動的に最適化する機能を備え、定量メソッドの開発にかかる時間を短縮します。
また、OPUS ソフトウェアの新機能、マルチエバリュエーション機能は、OPUS の持つ様々な評価機能から複数を組み合わせることで、最適な分析システムの構築を可能にします。
さらに1台のMPAで開発された検量モデル等のメソッドは、オンラインシステムを含め、他のシステムへ移設・共有することも可能です。精度と安定性に優れるブルカーのシステムでは、異なる装置間においても高いデータ再現性を保証しています。
ONET ソフトウェアでは、世界中の工場に設置されたラボ FT-NIR 装置と管理者の PC をネットワークで繋ぎ、インターネット・ブラウザを介して、設定と維持管理をすることができます。各工場で測定したスペクトルは中央で集中的に保存・管理されます。