絵画の非破壊分析

ポータブルμXRF分析装置 ARTAXは、現場で直接、空間的分解能にすぐれた芸術品の元素分析を可能にします。これにより、高精細な構造の違いを非破壊的に特徴付けることができます。

この応用例では、ピエロ・ディ・コジモ(Piero di Cosimo)の絵「The Holy Family」の分析が行われました。青色顔料の変色や劣化が、芸術作品の一部で起こったかどうかを調べなければなりませんでした。この目的のために、絵画の関連領域の元素組成が決定されました。結果は以下の結論を示しています。

  • 花紺青(はなこんじょう、コバルト顔料「スマルト」)やウルトラマリンの変色は、いわゆる「青い病気」に起因するものではありません
  • 重要な技術的証拠のために、他の顔料の変性効果による塗料の変更は除外することができます

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