BioAFM新製品の紹介と液中測定のためのプローブ選定方法
近年、がんや様々な難病だけでなく、新規感染症など、ゲノム解析を含めた分子生物学的な研究はもちろん、それら原因となる細胞や微生物の顕微鏡学的な観察はますます重要になってきています。BioAFMは、電子顕微鏡と異なり、無染色かつ液中で生きた状態のナノメーターオーダーの表面微細構造観察だけでなく、観察領域の機械特性(弾性率、粘弾性評価)も同時計測可能な唯一の手法です。 本ウェビナーでは、NanoWizardの紹介とともに最新機種であるNanoWizard Vによるデモンストレーションを行います。
BioAFMを用いた生細胞、微生物などの生体サンプルにおける、ナノ構造測定や粘弾性・凝着力などのナノ力学特性測定に利用可能な様々な種類のプローブをご紹介します。また、当社の最新機種であるNanoWizard Vにおける測定例を交えながら測定のヒントについて説明します。
世の中に原子間力顕微鏡(AFM)が登場してから30年以上が経ち、大分AFMの認知がなされてきたが、細胞などの生体試料を液中下で測定するバイオAFMはまだ認知度が低いように思われる。AFMは、非常に微小なカンチレバーという探針で観察表面の微細構造を可視化したり、硬さや粘性等などの物理特性マッピングができる装置です。そのため、真空と染色を必要としないで、液中の試料に関しても、電子顕微鏡と同等の分解能で観察することが可能となります。
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