プローブ

iProbeシリーズ

次世代のNMRプローブとしてご好評をいただいているiProbeシリーズは、NMRによる日常的な化学分析のスタンダードとなっています。iProbeシリーズには、新しくCPMASとHRMASの2種類が加わりました。

iProbeシリーズの特長

新世代のブルカーのiProbeは、再びNMRの標準を塗り替えています。

  • 高分解能の溶液プローブ、HRMASプローブおよびCPMASプローブとは独立した、全種類のプローブに共通の外観と操作性
  • 感度とパルス幅の性能が向上
  • 固体NMR用は、マジック角の自動調整
  • 多くのプローブでは、AVANCE NEOを使用する場合に外部RFフィルターが不要
  • パルス磁場勾配 50 G/cm以上 @10A
  • 2G ATMAの高速自動チューニングおよびマッチング
  • プローブの自動認識(ID、核種、パルスのパワー、温度範囲)
  • 人間工学に基づくデザインの改良によって、プローブ交換が迅速かつ容易に
  • 統合されたVTアダプター


iProbe CPMAS

iProbe CPMASは、固体NMRのワークフローを自動化するために設計されており、自動化されたマジック角調整、固体のマジック角回転(MAS)実験用の自動チューニングおよびマッチング、サンプルチェンジャーのサポートが特徴です。

iProbe CPMASでは、真に最適化された結果を自動で得ることができます。第1チャンネル(1H~19F)と第2チャンネル(15N~31P)の範囲でチューニングができるHXチャンネルの設定で、400, 500, 600 MHzシステムで使用できます。

オプションの WB アダプターキットを使用することで、WB システムでもiProbeが使用できます。

MAS3ユニットとTS3.6.2のAVIIIHD以降のシステムで動作します。


iProbe TBO

このシリーズは、医薬・高分子・生物科学分野でのフッ素化合物の検出に特化して設計された三重共鳴多核NMRプローブであるiProbe TBOにも、拡大しています。iProbe TBOは、1Hと19Fの同時デカップリングにより、31Pから15Nまでのあらゆる原子核を観測できるため、プローブ交換の手間が省け、複数のプローブを保有する必要もありません。iProbeに19F観測が加わったことで、ヘテロ核の性能に妥協することなく、また実質的にプロトン感度を犠牲にすることもありません。全てのチャンネルのオートチューニングとマッチング機能により、完全な自動化を実現しています。

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。

LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。