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the minispec プロファイラー

The minispec プロファイラーはハンドヘルドのNMR装置で、サンプルの大きさにとらわれず、表面近傍の領域の緩和現象の測定ができます。

シングル・サイド NMR は、このようなタイプのNMRデバイスの総称です。

mq-ProFiler: 卓上型のシングル・サイドNMR

The mq-ProfilerはコンパクトなNMR緩和時間測定機で、シングル・サイドのマグネットと1H-NMRのRFプローブで構成され、あらゆる形状のサンプルの表面から数mmのボリュームの緩和時間測定ができます。このシステムは、実績のあるブルカー社の minispec mq シリーズ のコンソールを元にに開発され、そのブロードバンド・エレクトロニクス・ユニットはあらゆるタイプのminispecプローブに対応します。マグネット・アッセンブリーは、反平行に設置した2つの長方形の磁石で構成され、静的な磁場を発生させます。mq-profilerの優れた特徴はこのRFプローブのデザインに関わっています。

アプリケーション

これらの特徴から考えて、the mq-ProFilerは工業分野での品質管理に適しています。

例えば、緩和時間の測定では、ゴムやポリマー製品の性質についての知見が得られます。磁気的な双極子-双極子相互作用により、1Hの磁化の時間展開はポリマー材料中の分子運動と強く結びついています。このように1Hの緩和の速度は、架橋密度(cross-link density)に関連した定量的な情報を与え、製品の剛性の分析・研究に用いられます。

原子核の緩和速度は、物性の研究だけに活用されるのではありません。シングル・サイドNMRデバイスに本来備わっている静的な磁場B0 には磁場勾配があり、拡散強調NMR測定スキームのアプリケーションを提案しています。最近、Casieriらはmq-ProFilerのプロトタイプを用いて、(T2に関する予備知識なしに)自己拡散係数を決定するメソッドを報告しています。さらに、Maddinelli と Peron は、mq-ProFiler を用いてsandstone rock coresに浸透した水とオイルの区別に用いることに成功しています。

食品工業での品質管理におけるニーズは、mq-ProFilerを用いた研究に結びつきました。ほとんどのアプリケー ションは脂肪と水の分画に関わるものです。食品のエマルジョンや魚には、標準的なCPMGスピン-エコー パルスシーケンスがしばしば適用されます。ブルカー社が開発したシーケンスでは、水と脂肪の緩和時間と拡散係数の違いを利用して、測定の正確性を向上させ ています。いまや、サンプルの準備から測定に要する時間と分析結果の正確性は、シングル・サイドNMRと従来の低磁場NMRでは同程度です。研究開発の領 域では、他にも多くのシングル・サイドNMRのアプリケーションが開発中です。

リンク:

EUREKA

The Eureka E!2214 Project: noninvasive NMR and cultural heritage

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