このウェビナーでは、特別講師に千葉大学 矢貝教授をお招きし、超分子ポリマーのご研究ご講演いただくほか、原子間力顕微鏡による高分解能イメージング技術について測定方法と事例を交えてご紹介します。(約75分)
<プログラム>
<50分> 【招待講演】
『AFMによって明かされる湾曲超分子ポリマーが織りなす多様なカタチ』
千葉大学 グローバルプロミネント研究基幹教授
千葉大学大学院工学研究院 融合理工学府共生応用化学コース教授 (兼任) 矢貝史樹 先生
【概要】超分子ポリマーとは、モノマー分子が非共有結合でつながれたポリマーであり、次世代のポリマー材料としてその高機能化が切望されている。主鎖が脆弱な超分子ポリマーはとりわけタンパク質や機能性ポリマーのような高次構造の制御が困難である。当研究室は、湾曲しながら超分子重合するモノマー分子を偶然発見したことを発端に、多様なトポロジー(カタチ)を有する湾曲超分子ポリマーを開発してきた。本講演では、AFMと共に歩んできた湾曲超分子ポリマーの10年間の進展について振り返ってみたい。
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<26分>『AFMによる大気中・液中環境下での高分解能イメージ測定事例』
ブルカージャパン株式会社 ナノ表面計測事業部 アプリケーション部 鈴木 操
【概要】AFM使用用途は、依然として形状測定・高分解能イメージングが主であり、かつ、需要は多い。ほとんどのAFMユーザーは、従来法であるタッピングモード(ACモード、ダイナミックモード)を使用しているが、測定原理上、高分解能・超高分解能測定に対しては空間分解能に制約が出てくる。
ブルカーのピークフォースタッピング法は、瞬間的なチップ - サンプル間に作用する接触力を制御することによって、高分解能・超高分解能イメージングを比較的容易に達成することが出来るブルカー独自の方法である。高分解能を達成するための基本的な考え方と測定事例について説明する。
このウェビナーで取り上げられた技術の詳細や、原子力顕微鏡(AFM)向けの当社の他のソリューションについて、詳しくはこちらをご覧ください: