eWARPは最先端の直接電子検出型EBSD検出器です。ブルカーが直接電子検出とCMOS技術を組み合わせて新規設計した革新的なセンサにより、eWARPは比類ない性能を発揮しEBSD分析を新しい段階へ導きます。
eWARPは市販製品で史上最速・最高感度のEBSD検出器です。加速電圧 10 kV、プローブ電流 12 nA程度のビーム条件でも、14,400 パターン/秒の圧倒的な速度でEBSDマップを測定します。
大型ピクセルによる卓越したフレームレート、SEMでの加速電圧に最適化されたセンサの高い変換効率により、eWARPは前例のない分析効率を提供します。
eWARPはQUANTAX EBSDシステムの新たな中核を担います。
eWARPの心臓部は、特許取得済みのオンチップビニング機能を搭載した世界初のCMOSセンサです。ビニング時は 最大 350,000 パターン/秒 の読み出しが可能です。 この圧倒的に高速なビニングモードでは、結晶方位コントラストと凹凸コントラストのミキシングが異なる5種類の前方散乱電子像 (FSE像)を同時取得することができます。
eWARPのユニークなビニング機能は新たなイメージング手法を創成する可能性を秘めています。
eWARPのシグナル効率と高速化はEBSD法のゲームチェンジャーとなります。以下のようなアプリケーションでは特に大きなメリットが得られます。