タッピングモード

特殊テクニックの基盤となる、もっとも標準的なAFMイメージングモード

タッピングモード™の開発により、コンタクトモードの横力に耐えられない壊れやすいサンプルのイメージングが可能になったほか、ノンコンタクトモードよりも大幅に優れたスキャン速度を使用できるようになりました。

タッピングモードAFMはブルカーが特許を保持する技術で、周期的に振動するプローブチップでサンプル表面を軽くタッピングし、表面形状を計測するというものです。カンチレバーの振動振幅は、サンプル表面の形状により変化します。これらの変化をモニタリングし、そうした変化が最小限に抑えられるようにZフィードバックをクローズループとすることで、表面形状イメージが得られます。

この標準的なAFMモードは、電気力顕微鏡(EFM)や磁気力顕微鏡 (MFM)といった多くの高度なモードの基礎となります。

タッピングモードを搭載するブルカーのAFMシステム:

推奨されるAFMプローブ:

Tapping Mode 1
タッピングモードを用いて液中でイメージングした紅色細菌Rhodobacter sphaeroidesのPufX変異体光合成膜。データ提供:Peter AdamsおよびNeil Hunter、シェフィールド大学、英国(参考:Adams et al.Biochim.Biophys.Acta.1807, 1044 (2011).)。