さらなる進化を遂げた、世界最高峰の卓上型XRD装置

D2 PHASER XE-T Edition

LYNXEYE XE-T検出器を搭載したD2 PHASER XE-T Editionは、他の追随を許さない性能を発揮します。

LYNXEYE XE-T検出器のエネルギー分解能は380eVを下回り、旧来のシリコン系半導体検出器に対し、4倍以上優れた性能となっています。

この高いエネルギー分解能により、1次元検出器のメリットである強度積算効果を一切ロスすることなく、X線源に含まれる白色線やKβ線、さらにはサンプル由来の蛍光X線など、バックグラウンドを上昇させる原因となる不要な成分を完全に除去する "デジタルモノクロメーターモード" の実現を可能にしました。

LYNXEYE XE-T:

  • エネルギー分解能 <380 eV
    他のシリコン系半導体1次元検出器の4倍優れた分解能
  • 超高速測定
    従来のモノクロメーター+シンチレーション検出器の組み合わせに対し、最大450倍の高速測定
  • サンプル由来の蛍光X線と白色X線の優れた除去能力
    Kβフィルター、多層膜ミラー、モノクロメーターは不要
  • 極めて理想的な回折プロファイル形状
    残存Kβピークや吸収端によるアーティファクトは起こりません
  • 卓越したピーク/バックグラウンド比 (P/B比)
    最高の検出下限 (lower limits of detection: LLOD) と定量下限 (lower limits of quantification: LLOQ)
  • 優れた品質を実現するデザイン
    耐放射線特性 - ダイレクトビームを計数しても壊れません
    すべての検出素子の動作保証

 

卓越した低バックグラウンドデータ

天然鉄鉱石(酸化鉄)サンプルを用いた測定結果の比較。標準的な卓上型XRDシステム (左図:黒線データ) とD2 PHASER XE-T Editionシステム (右図:赤線データ)。バックグラウンドが大幅に低減していることが明らかです。LYNXEYE XE-T検出器のおかげで青のパターンで示された炭酸カルシウムのピークも容易に検出できます。一方で、標準的なシステムでは炭酸カルシウムは検出できません。

極めて理想的な回折プロファイル形状

LYNXEYE XE-T検出器と標準的な検出器による、NIST製 α-Al2O3 標準サンプル (NIST SRM 1976b) の測定結果比較。 

黒線データ:フィルターや多層膜ミラー、モノクロメーターなし条件
青線データ:Kβフィルター搭載標準検出器システム
赤線データ:LYNXEYE XE-T検出器。残存Kβや吸収端によるアーティファクト (不自然な結果) はありません