HPLC & LC-MS CONSUMABLES

PepSepカラム&エミッター

PASEF® の高速スキャンに必要なものはすべて揃っています

introduction

PEPSEPカラム&エミッター

超高感度、ハイスループット、かつ優れた最大限の再現性を実現

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に使用する逆相カラムはピーク分離能を決定する重要な構成要素です。なかでもプロテオミクスの世界では高精度分離こそが高品質な分析を導きます。

科学者、研究者、そして臨床医はHPLCおよび質量分析(MS)システムに堅牢性、スピード、および感度を求めています。彼らの要求は、クロマトグラフィー分離において最小限のメンテナンスで大規模なサンプル量に対応できるシステムを持つ場合にあてはまります。プロセスを最適化する鍵はカラムの選択から始まります。最適なカラムを使えば高いスループットと超高感度を維持しながら正確なデータを収集でき、かつ再現性の高い結果が得られます。

そこで重要になるのが、カラムおよびヒントです。
   (a) 液体クロマトグラフィー(LC)とMSの橋渡し役 
   (b) ペプチドの保持/活性部位への結合
   (c) クロマトグラフィーの分離能

PepSepを使ったフロー

PepSep C18カラムは、スピード、再現性、および感度を重視するアカデミックおよびコアラボで御愛用いただいているカラムです。なぜならばこのカラムはねじ込むだけで簡単に取り付けおよび取り外しが可能なデザインしたからです。

 

その結果、カラム交換に費やす時間を減らし重要なことに費やす時間を増やせます。PepSepの消耗品とBruker ProteoScapeを搭載したtimsTOFシリーズを組み合わせることで、PASEF® の高速スキャンでデータを取得する能力が強化され、経験値が向上します。 

概要

ニーズに合った最適なカラム

PepSep ULTRA
Ultra-high sensitivity and reproducibility at PASEF® speeds

PepSep XTREME
Exceed sample throughput limits at PASEF® speeds with high 4D-sensitivity

PepSep MAX
Maximize performance to accurately analyze 1000s of samples

PepSep ULTRA

感度の最大化

PepSep ULTRAカラム(25 cm x 75 µm x 1.5 µm)を使用し、で60分間のグラジエントで測定実行した濃度の異なるK562細胞消化物の異なる分解濃度からの結果に基づいています。PepSep ULTRAカラムはnanoEluteおよび、timsTOF HTに取り付けて測定を行いました。測定はを6×3のdia-PASEF® ウィンドウを使い、Bruker ProteoScapeのリアルタイム機能によりデータ検索を行いました。

適切な正しいカラムの選択は容易なことではありません。タンパク質やペプチドの同定数を上げるためには、カラムを選択する決断があります。PepSep ULTRA(25cm x 75μm x 1.5μm)C18 HPLCカラムは、ルーチン分析から制限があるサンプルにわたり、高いタンパク質およびペプチドの同定数を実現します。

シングルセルプロテオミクスに向けたの超高感度化

PepSepカラムをtimsTOF SCPと組み合わせれば、PASEF® の高速スキャンでも最高の感度で再現性の限界を超えられます。

長いグラディエントとより高い感度が高深度とプロテオームを持つロンググラジエントが可能にしましたになりました。右図のように、500 pgの細胞消化物から2,000以上のタンパク質を、250 pgから1,500のタンパク質を簡単に同定することができます。PepSep ULTRA を使ってで、真の感度とプロテオミクスパターンを発見し、1一細胞毎のずつシングルセルプロテオミクスを次のレベルへ引き上げましょう。

Evosep Whisperメソッドを使用して法により、ペプチド負荷量250 pgから25 ngまでのペプチド負荷範囲のHeLa細胞消化物の希釈系列から同定されたタンパク質。
タンパク室存在量ランクによるタンパク質の分布は、約4桁のダイナミックレンジを示します。

PepSep XTREME

より深く、より広く、より迅速にプロテオミクスを実現

PepSep XTREME (25 cm x 150 µm x 1.5 µm) カラムを使ったによる、濃度の異なるK562細胞 消化物の濃度の異なる 45 分および 60 分グラジエントでの測定結果です。PepSep XTREMEはnanoEluteおよびtimsTOF HTに取り付けて測定を行いました。測定は6x3 dia-PASEF®ウィンドウを使い、Bruker ProteoScapeのリアルタイム機能により検索を行いました。

コアラボやアカデミックラボでは、より深いカバレッジ、より高いスループット、そしてより優れた同定数を実現するために、あらゆるアプリケーションに対応する単一のカラムソリューションを求めています。

PepSep XTREME(25 cm x 150 µm x 1.5 µm)は、装置性能の向上に貢献し、PASEF® 高速スキャンスピードでのサンプルスループットと高い4D感度の両方を自由に実現し、未知の領域を深く掘り下げ、プラズマプロテオームの可能性を切り開くことを可能にします。

4D感度の向上がもたらす優れた性能

PepSep XTREME C18 HPLCカラムは、短いグラジエントと高いスループットのどちらかを選択するのではなく両方とも提供します。より優れたカバレッジ、高スループット、高感度、高い再現性でプロテオミクス分析を向上させる時が来ました。PepSep XTREMEtimsTOF Pro 2を組み合わせると30分のグラジエントで5,500以上のタンパク質グループ、42,000以上のペプチドという、これまでにない高深度プロテオミクスを実現できます。

nanoElute UHPLCとtimsTOF Proを組み合わせ、200 ngのK562細胞消化物を5 mm Thermo Pepmapトラップカラムを使用しを備えたPepSep XTREMEで測定実行しました。この実験では、デフォルトのショートグラジェントDDA MSメソッドをが使用しされました。データはMSFraggerを使用して解析しましたされました。

PepSep MAX

すべてのプロテオミクスワークフローに対応するハイスループット

K562(DDMを含む入り)細胞消化物の濃度をPepSep15(150μM×1.5μM)で分離し、timsTOF HTで測定した結果を示しますです。Evosep Oneのを使用し、1日当たり30サンプル測定するメソッドで実施しました。sample/day方式で実施。測定はカスタムdia-PASEF®ウィンドウを使用しましたスキームが使用されました。測定結果はBruker ProteoScapeで解析しておりされ、PepSep MAX でも同様の結果が期待できます。

 

プラズマプロテオームでは、より広い範囲をカバーし、かつより高いスループットを達成するために科学者は手法の最適化に時間をかけています。

PepSep MAX (10 cm x 150 µm x 1.5 µm) は装置性能を向上させてお客様の分析をサポートします。timsTOF HTと組み合わせれば、4D-Proteomics™ 機能を活かし数千のサンプルをPASEF® の高速スキャンでハイスループットかつ正確に分析できます。

より多くのサンプルを、より短時間で、より高い再現性で分析

プロテオミクスでは、価値のある豊富な意味のある豊富なデータを取得するためにハイスループットが要求されます。PepSep MAX カラムは、そのためのお手伝いをします。今こそHPLCの能力を向上させる時です。

PepSep ULTRAカラムはペプチドやタンパク質の同定、特性解析、そして定量を行います。優れた再現性を持ち、一般的な主要なカラムと比較してを最大2倍またはそれ以上長持ちさせることができます。

" 当初は、Bruker timsTOF Pro質量分析計のみにPepSepカラムを使用していました。しかしその性能と手頃な価格に感心し今ではラボのすべての装置でPepSepカラムを使用しています。

 

このカラムは、最高のクロマトグラフィーでありながら、背圧を最小限に抑えるというスイートスポットを見事に突いています。従来のナノスプレーカラムと比較すると、より高い流速で使用でき、LCのオーバーヘッド時間を最小にできます。これはスループット、特に短いグラディエントを用いた数千のサンプル処理に極めて重要なことでした。 "

Danielle Swaney, Assistant Professor, Cellular Molecular Pharmacology, University of California, San Francisco, USA

エミッター

パフォーマンスとシンプルの融合

手間をかけずにすぐに使えるフューズドシリカエミッター。シンプルなプラグ&プレイ設計。箱から出してすぐに使える固定化済みチップで、チップのセットアップに悩まされる時間を減らします。

ハイスループット分析、プラズマプロテオミクス、またはシングルセルプロテオミクスアプリケーション用として2種類の内径(10 µm IDおよび20 µm ID)からお選びいただけます。

詳細

研究用途限定。臨床診断用にはご利用いただけません。