バッテリー材料と製造プロセスの最適化におけるEDS元素マッピングのアプリケーション例
オンデマンドセッション - 51 分
エネルギー分散分光法を用いたバッテリー特性分析と最適化
バッテリーセルの化学的性質と製造プロセスの改良はクリーンエネルギー経済の実現のために非常に重要です。エネルギー密度、充放電速度、セル寿命はセル内での電気化学反応と製造および充放電サイクルで形成された構造的特徴に関連しています。一般にこれらのパラメータの最適化は、アノード、カソード、電解質およびそれらの界面の分析など、様々なスケールでの総合的な課題となります。このウェビナーでは、エネルギー分散型X線分光分析 (EDS)と他の分析手法を組み合わせることで、セルの特性と不良分析において重要な情報が得られることをご紹介します。
これらの材料では、単一のスペクトルによるEDS分析では検出できないレベルで特定元素や不純物が凝集している可能性があります。ブルカーのESPRITソフトウェアと高感度なXFlash® 760検出器およびFlatQUAD検出器を用いた、ppmオーダーの局所元素分析の例をご紹介します。
以下のような方にお勧めします
- バッテリー製造メーカーの方
- バッテリー研究に携わる方
- バッテリー関連のエンジニア
- 最新のEDS分析技術に関心のあるSEM分析担当者
ブルカー XFlash FlatQUADで測定したカソード試料断面の元素マップとSE像の重ね合わせ
ブルカー XFlash FlatQUADで測定したアノード試料断面のEDS元素マップとSE像の重ね合わせ
発表者
ブルカージャパン株式会社 ナノ分析事業部
馬場洋樹
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